スプレッドです。このスプレッドですが、海外のFX会社の場合は固定と変動の2つがあります。そこでスプレッドの固定と変動のどちらが、有利なのかを考えていきましょう。
日本国内のFX会社は固定スプレッドを採用しています。固定スプレッドとは、常に一定の数値である方式です。対して海外のFX会社に多いのが、変動スプレッドになります。
変動スプレッドとは最小値と最大値の間で、絶えず値が変化している方式のことです。先ほどお伝えしたように日本国内のFX会社は固定制のスプレッドですので、とにかく狭い方がいいという考えになります。
しかし変動制のスプレッドの場合、最小値と最大値の間で絶えず動いているため、狭いかどうかでは判断ができません。そこで重要な考え方になるのは、最安値がいくらなのかよりも、平均値でどのくらいかを見ることです。
実際に平均値で見てみると、実は変動スプレッドの方が低い値になるケースも少なくありません。つまり固定式において狭い方がいい、という取引をしている人にとっては変動制が得になるケースも多いのです。
反対に固定スプレッドが得をするケースはあるのでしょうか。これは大きな値動きが見込まれる場合です。経済指標が発表される時や、各国政府が重要な会見を行われるケースなどが該当します。
ピークの時間帯に取引をする人にとっては、ほぼ最小値のスプレッドになるので、かなりお得になります。
海外のFX会社に多い変動制のスプレッドと、国内のFX会社に多い固定スプレッドの違いでした。変動制のスプレッドは最大値と最小値の間で、絶えず数値が動く方式のことです。固定制はその名の通りに取引量の多寡ではなく、常に一定の数字がスプレッドになります。
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